我々が歴史について知るべき理由は何でしょうか?

小•中•高等学校の授業だけでなく、大学の講義でも一つの部分を占める歴史。
時々に過去のこと本位だと考えられ、その価値と重要性が認識されない場合もある歴史。

歴史は政治、経済、社会、文化、宗教など色々な方面にわたる知識が含まれてあり、過去の人間の生活に対する知識の総体を意味する。歴史を学び、我々は人間の生活に関する知識の宝庫に近づくことができる。

 

第一、私たちは歴史を学んで過去の事実を基に現在を正しく理解することができる。過ぎ去った過去をまともに知らなければ、今立っている自分の本当の姿を見つかなくなる。

 

第二、私たちは歴史を通じて生の知恵を習得することができる。現在は過去の連続で、過去無し現在はあり得ないように、歴史を学んで現在私たちが当面する様々な問題を正しく把握して対処することができる。

 

第三、私たちは歴史を学んで歴史的思考力と批判力を育てることができる。歴史の学習は歴史的な事実の無視に対する把握で始めて、歴史的な事実の内面の理解に発展して行く。

【出所】 韓国国史編纂委員会 我歴史ネット 歴史学習の目的

 

なぜ日本や世界の「歴史」を学ぶ必要があるのでしょうか。

歴史を学ぶことは、私たちが生きる「現代を理解するため」です。

今の世界の特徴はどのような経緯をたどり作られてきたのか。そして、未来の世界はどの方向に進むのがよいのか……と考えるために必要なのが「歴史」です。

過去を学ぶことが、現在や未を考えることにつながるんですね。

果たして、現在の社会問題は今だけの現象なのか。100年前にも同じような社会問題があったのだろうか。あったなら、それがどのように現代までつながっているのか、なかったなら、なぜ現代ではそれが問題になっているのだろうと考えれば、現代をより深く理解できるでしょう。

【出所】 
日本史世界史の勉強は役立つの?東大名誉教授が教える「歴史を学ぶ意味」
日本 高校生新聞 2021年4月14日記事

 

歴史は単純に過去の記録を保存したものではなく、現在を生きていく我々に正体性を喚起し、未来の世代がより発展した社会と国家を導くように手伝う核心的な役割を遂行するものです。